取引先等がオフィスの移転のお知らせがあった場合には、贈り物を贈ることで今まで以上に良好な関係を構築することが出来ます。この場合、ものを贈るというよりも、心からお祝いをするということが相手に伝わるということが大きいですから、今後のことを考えてマナーなどを含めて最適な贈り物を贈るようにしましょう。

予算はいくら位?

では、実際に贈り物をする場合にどのような予算を組んだほうが良いのでしょうか。この場合も重要な取引先と通常の取引先で予算が変わってきます。重要な取引先の場合は、30,000〜50,000円の予算、通常の取引差の場合は10,000〜20,000円ほどの予算を組めば良いと思います。ただ、あまりにも予算を上積みしてしまうと、贈られた方が気を使ってしまいますので、こちらも配慮が必要です。

一般的に贈るもの

では、実際にどのようなものを一般的に贈るものをご案内します。

  • 現金
  • 商品券
  • インテリア
  • 観葉植物
  • お酒
  • お花
  • お菓子

などです。それぞれについて簡単にご説明をすると、まず現金の場合は、相手に失礼になるのではないかと心配する向きもありますが、引越し祝いに対するご祝儀でもありますので、全く問題ありません。結婚式にご祝儀をお届けするのと全く同じです。商品券も同様で、先方が自由に使えるものというのは、物理的に感謝されます。インテリアに関しても、引越したばかりですと、椅子や机などはありますが、それ以外のインテリアはないことがほとんどなので、こちらも喜ばれます。ただ、あるものを贈ってしまうと、先方も困りますので、あらかじめチェックをしておくといいですね。観葉植物は、オフィス移転の際の贈り物としては定番中の定番です。観葉植物は、実際的には空気清浄や加湿効果、リラックス効果がありますので、特に総務担当者には喜ばれます。ただ、観葉植物の場合は注意をしないといけない点もあります。一つは観葉植物が場所をとりますので、その点の配慮が必要です。オフィス移転の贈り物は縁起物ですので、縁起のいい植物を贈るようにしましょう。一例としては、ユッカ、パキラ、ドナセラ、ポトスなどです。お酒やお菓子も定番ですね。お花については、何と言っても胡蝶蘭がベストです。胡蝶蘭が人気のある理由は、花言葉が「幸福を飛んでくる」と言うものですので、移転祝いには最もフィットしているからですし、花粉や匂いが少ないということも理由としてあげることが出来ます。